スジャータとは

お釈迦様を救った、インド人女性の名前です。
生死の境を行き来する程の厳しい修行(苦行)を行った事だけでは悟りを得ることは出来ないと気付いたお釈迦様は、苦行を終えて下山しましたが、苦行による衰弱のため、河のほとりで動けなくなりました。
その時、近くの村に住んでいたスジャータがお釈迦様に乳粥の施しを行いました。乳粥の施しによって、心身ともに回復したお釈迦様は、菩提樹の下で坐禅を組み瞑想を続けた後、ついに悟りを開きました。

万松寺では、このスジャータの功績を称え、「スジャータまつり」として、お釈迦様が悟りを開かれた日を祝う行事を毎年12月初旬に開催しています。